
「口ゴボ」
皆様は、上記の言葉を目にした・耳にしたことはありますでしょうか?
口ゴボとは、以下のような口元・顎の形を指す言葉です(※)。
(※)口ゴボ(ゴボッと突き出た口元)は一般的な
呼び名であり、医学用語ではありません。
[口ゴボの医学上(歯学上)の定義]
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上下の顎、または、上下の前歯が前方に突き出ている状態
(医学上は、口ゴボ=「上下顎前突(じょうげがくぜんとつ)」と呼びます)
上記を基本の「口ゴボ」として、
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下顎が後方にひっこんでおり、上顎、または、上の前歯が前方に突き出ている状態
(いわゆる「顎なし顔」「アデノイド顔貌」。医学上は、上記の口ゴボは「(下顎の骨格異常を伴う)上顎前突(出っ歯)」に分類されます)
を「口ゴボ」と呼ぶ場合も。
今回は、お悩みの方も多い「口ゴボ」の原因・治し方をご紹介します。
目次
■口ゴボになる主な原因
1.小さな子どもの時期(特に顎の骨が固まり始める前の8歳頃まで)の悪い習慣・悪い癖(口呼吸、舌癖など)
口ゴボなど、顎の骨格異常・歯並びの乱れの多くは、小さな子どもの時期(特に顎の骨が固まり始める前の8歳頃まで)に行う、以下のような悪い習慣・悪い癖が原因と考えられています(※)。
(※)当院の見解です。
[口ゴボを含む、顎の骨格異常・歯並びの乱れをひき起こすとされる、悪い習慣・悪い癖]
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口呼吸
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舌癖(ぜつへき:上下の前歯のあいだにチロチロと舌を出す、上下の前歯で舌先を噛む、などの舌を使った悪い癖)
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指しゃぶり(4歳以降の指しゃぶり)
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誤った飲み方(頬の筋肉を使って押し込むように飲む、顎をしゃくって飲む、など)
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誤った食べ方(前歯のみで噛む、左右どちらか片側の歯ばかりで噛む、など)
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頬杖
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うつぶせ寝
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猫背
2.遺伝的(生まれつきの)要素
ご両親のいずれか、または、両方の家系において顎の骨格異常(受け口など)が見られる場合、遺伝によって口ゴボになることがあります。
■口ゴボの治し方
◎歯科医院や口腔外科・形成外科、美容外科などで行う治療により、口ゴボの改善にアプローチできます
口ゴボに対しては、歯科医院や口腔外科・形成外科、または、美容外科で行う以下のような治療が改善のためのアプローチとして挙げられます。
[歯科での口ゴボの治し方]
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小児矯正(インビザライン・ファースト、マイオブレース、床矯正など)
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歯科矯正(マウスピース矯正、ワイヤー矯正)
顎の骨格異常が見られないor顎の骨格異常がそれほど大きくない、上下の前歯の前方への突き出しのみによって起きている口ゴボなど
また、顎の骨格に大きな問題があり、歯科矯正だけでは改善が難しい場合には、口腔外科や形成外科で外科的矯正(顎の骨を調整する手術など)が検討されます。
また、同じように骨格の問題があるうえで、美容面のご希望が強い場合には、美容外科での手術が選択肢に入ることもあります。
このように、症状や目的に応じて、矯正治療と外科的治療を組み合わせるケースもあります。
◎8歳頃までに小児矯正「咬合誘導」を受けるメリット
様々なアプローチの仕方がありますが、望ましいのは、「口ゴボ=顎の骨格異常・歯並びの乱れ」を起こさないようにする(口ゴボを未然に防ぐ)こと。
口ゴボを含め、顎の骨格異常・歯並びの乱れを起こさないようにする方法としては、顎の骨が未成熟でやわらかい、小さな子どもの時期(8歳頃まで)に受ける小児矯正「咬合誘導」
(インビザライン・ファースト、マイオブレース、床矯正など)が、代表的な矯正方法として挙げられます。
■口ゴボはマウスピース矯正のみで治せるの?
◎顎の骨格異常が大きくない口ゴボはマウスピース矯正のみで改善できる可能性があります
顎の骨格異常が見られないor顎の骨格異常がそれほど大きくない、上下の前歯の前方への突き出しのみの口ゴボは、マウスピース矯正で噛み合わせを正常化することで、歯並びや噛み合わせを改善できる場合もあります。
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上下の前歯の前方への突き出しを改善(突き出た前歯を後方にひっこめる)
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顎の前方への突き出しを軽減
上記のメカニズムにより、マウスピース矯正で口ゴボの見た目の悪さ・お口の機能面の障害を改善できる可能性があります。
※顎の骨格異常が大きいケースでは、顎の骨切り
手術などの外科的矯正が必要になることも。
【粟田歯科の矯正治療のご紹介】
当院では、8歳頃までのお子さまを対象に、以下の小児矯正(咬合誘導)を行っています。
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インビザライン・ファースト
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マイオブレース
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床矯正
小児矯正のほか、12歳以上の未成年の方、成人の方を対象にしたマウスピース矯正「インビザライン」もご用意しています。
口ゴボなど、歯並びの乱れでお困りの方は、まずはお気軽に当院までご相談ください。相談費は無料です。



